+++++++ carry out38【ジーオーorジーケー?】+++++++

『さあ、ツッコミの時間です。』

  何が笑ったって、「ジーオー」である。「ジーオー」、それははっきりいってサギ軍団。
 「あなたのお金を2倍にしてあげますよ」をうたい文句に人々から金を 巻き上げ、その金のほとんど映画製作(主演はジーオー代表)につぎこんでしまった、というのが非常に簡略化したハナシ。お金が2倍になって返ってきた人い るんだろうか。このものすごく不景気な時代、そんな虫のいいハナシがあるもんか。と、決して経済に詳しいわけでもない私でさえわかるのだが、わからな い人が多いみたいで、けっこうな被害額になるらしい

犯罪被害者について、昨今では「被害者を責めてはいけないし、被害者自身 が自分を責めることのないようにケアしなければならない」ということが常識 になりつつある。それは大いに結構だ。
 しかし、こういう、明らかに自分から(下心丸出しで)金を払った被害者が自ら「自分が悪かったのだ」と省みることは必要だと思う。自分のアホさ加減に気づかないと、またそういう話に引っかかってしまうからな。
ちなみに被害者に「私が話をつけてあげよう」と近づいて「口利き料」を騙しとるという、まさに踏んだり蹴ったりな話もよく聞く。騙されすぎだよ!
そもそも、あんな渡辺裕之をうさんくさくしたようなオッサンがパンフにで かでかと載ってるような会社を信用すること自体が信じられない。
 確かに私は 「ガングロの中年」を毛嫌いしているから、それも一因にあげられるのだが(レスラーの場合は許せる人と許せない人がいるんだが、一般 オヤジ、あるいは中条きよしなんかは本当にダメである。ゴルフ焼け、日焼けサロン、どっちも不可じゃ)、いくらパンプアップされた体を持っているからって……ますます怪し いではないか。見るからに自己愛も人一倍強そうだし(じゃないと自分主演の映画なんて作りません)。
たとえば、このおっさん(イニシャルがG・O)と、グレート小鹿社長(ちなみにこちらはG・K)が同じ話を持ちかけてきたら、私は小鹿社長を信用する。それは、あの潰れそうで潰れないBJWをなんとか経営しているからではなく、顔と名前を少しは知っている人だからである。ちなみにG・Oと借金ファイター安田忠夫だったら……ちょっと迷うが、それでもこの日焼けおじさんの 話は信じない。しかも本人が登場願うわけではない、ぺーぺーの営業マンがこのパンフを見せるだけでしょう。そんなもん、なぁんで引っかかるの?
 結局のトコロ騙されるも何も私は騙しとられるようなお金なんて1円たりとも持っていないからいいんだが。
 この間からちょくちょく「3000円を元 手にマネーゲーム」なんてメールを見知らぬ人からいただくことがあるんだが、 そんな、金をドブに捨てるような真似ができるかーーー!!! 3000円も あったら、何が買えると思っているのだ。BUCK-TICKの新譜だ(キッパリ)。私は、お金というものは働かなければ増えないと思っている。働いてもあんまり増えないとさえ思っている。なぜならあるだけ使うから(そりゃ私だけか)。それ を、自宅で寝ながら金が増えると思っていること自体、間違っているのだ。ダ イエットと貯蓄は自分が動かなければ実現しないんだ! これだけは身を以て 知っているから胸を張れるぞ。
何よりこの被害者に同情できないのは、皆さん「小金持ち」の雰囲気を持っ ているからである。テレビでいくら顔を隠して出てきても、そのちょっと気張 った感じが消えないではないか(そもそも、こんなアホな話に引っかかってよくテレビに出てこられるなぁとも思うんだが)。騙されたとはいえ、別 に身ぐるみ はがされたわけでも借金してまで作った金をとられたわけでも、身内を殺されたわけでもないしな。しかもこの人たち、ジーオーは信用できてもパチンコや パチプロ、競馬に競艇に競輪なんてギャンブルは毛嫌いしてそうだ!
 「おっちゃんに金あずけてくれたらパチンコで2倍にして返してやるで」と声をかけ てくるおっちゃんも、ジーオーな人も、ハイリスク・ローリターンの可能性はほとんど同じであると思われるが、「私たち、ギャンブルなんてものに手は出さ ないんですわよ」って顔をしてあのマッチョガングロに金を納めていたのだから、始末が悪い。いや、それは妄想だけどさ。 私は本当に、騙されてもかまわないお金も、騙しとられては困るお金も持っていない。クレジットカードを持っているわけではないし、ローンを組むよう な買い物もしない。そんな高い買い物をしたいとも思わないんだな。金は欲し いが、ギャンブルに手を出す度胸もない。だからちまちまと働いて、できる範 囲でバーッと使うくらいでいいや。 だから単純に、小金持ちだったばかりに欲を出して儲けようとして失敗した 人を見て、「ザマーミロ」という気持ちがない、わけではない。ただこの、21 世紀にもなってこんな話に坂道コロコロとばかりに騙されるようでは、騙す側 もそんなに頭を使わなくてもいいんだなぁということを考えたのであった。
 
しかしこの人が作ったという映画、ちょっと気になるな。ちらっと聞いた話では、くだんのジーオー氏が幻のお茶ッ葉(しかしなんでまたお茶?)を探して外国へ行き、ギャングに襲われながらもバッタバッタとそれをなぎ倒し、その幻のお茶ッ葉を手に入れるという、今どき素面 ではとても見られないようなエン ターテインメント・アクション映画らしい。なんでお茶なんだろう。どうせフィクションなんだから、「古代ムー大陸の遺跡」とか「南米にある真っ白いフル ーツ」とか「ダイヤモンド鉱山」とかのほうが夢がないか?
 予算の関係もあ ったかもしれないが、こういう夢が大きいんだか小さいんだかよくわからない あたりがこのジーオー氏の本質なのかもしれない。自分の頭で得た金の使い道 として、間違っているとかそういう問題ではなく。 数年後、裏ビデオ化したりすればおもしろいが、そうなってまで見ようとは 思わないなあ。ひょっとしたら道ばたで100円くらいで売られているかもしれないが。 これ、事件は何も解決していないので(そもそもまだ「事件」でもないのだ)、 まだまだ目が離せそうにないのである。ただこの話、赤の他人から見ていると、 笑えることは確か。カモになった皆さんに言い訳をするために現れた彼がジェ フ・ハーディーのような網シャツ(それも花柄だったような。悪趣味だ!)を着て きた時点で私の不快だけどバカっぽくておもしろそう、というツボをぐいぐい と押されたことは確かなのだから。以上!

5/13/2002 yuka    TOP PAGE

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